IBM賃金減額・解雇撤回闘争報告決起集会

12月25日(金)、全労連会館ホールで「IBM賃金減額・解雇撤回闘争報告決起集会」が開催されました。年末の押し迫った日程でしたが約80人が参加しました。

本来はこの日は賃金減額裁判の判決日で、当初「判決報告集会」の予定でした。ところが、会社が判決の1ヶ月前に突如「認諾(原告の請求をすべて認める)」したため、このような集会になりました(認諾の詳細は『IBM賃金減額裁判での請求を会社が「認諾」。勝訴以上の完全勝利です。』を参照してください)。

弁護団長の岡田弁護士の報告は圧巻でした。「この裁判は、個々の労働者の評価については一切争点にしなかった。それを争えば、裁判は長期化する。争点はただ一つ。賃金減額を可能にした就業規則改定は、労働者本人の合意のない一方的な労働条件の不利益変更であり、労働契約法第10条違反である。要するに制度そのものが間違っている(したがって、個々の労働者の評価は問題にならない)。

日本IBMが、判決を前に突如「認諾」した背景は、以下の3点であると思われます。

①賃金減額制度そのものが間違っていることになれば、裁判原告だ

 けでなく、賃金減額されたすべての労働者の減額も解消しなけれ

 ばならなくなる。

②日本の大企業を中心に広がっている「成果主義賃金制度(賃金の

 減額もあり)」にも多大な影響が及ぶ。

③したがって、何としても判決を回避したい。

ところが、日本IBMは「認諾」しておきながら(減額分は原告に返還したが)、賃金減額を継続しています(減額前の賃金に戻していない)。そのような中、ロックアウト解雇の第1次、第2次の判決が来年3月に下ります(ロックアウト解雇については「日本IBMは、ロックアウト解雇を止めろ!定例の宣伝行動を実施。」、もしくは「JMIU日本IBM支部のホームページ」をご覧ください)。2016年をIBM闘争の全面解決の年にするため、引き続きIBM闘争への支援を強化しましょう。

<当面の取り組み>

・1月13日(水) 8:00~9:30  日本IBM本社前宣伝行動(日経連包囲行動に先立って実施)

・1月21日(木) 8:30~9:30  東京地裁前宣伝行動(終了後、署名提出行動)

・2月 3日(水) 8:30~9:30  東京地裁前宣伝行動(終了後、署名提出行動)

・2月13日(土)13:30~16:30 行き過ぎた成果主義を斬るシンポジューム(仮称) エデュカス東京

・2月18日(木)12:25~12:50 日本IBM本社前集会(金属反合共同行動のコースとして予定)

・3月 2日(水) 8:30~9:30  東京地裁前宣伝行動(終了後、署名提出行動)

・3月10日(木)            16春闘・統一ストライキ

・3月24日(木)            東京・官民共同行動