リストラ対策虎の巻


<退職を勧められたとき>

① 「私は辞めません」と言いましょう。

  すぐにJMIUに相談してください。1度断っても何度も退職を勧めることがわかっています。 われを失って、カッとなってはいけません。会

  社はそれを狙っています。

② 「転職支援会社に行ってみないか」と言われたら

  退職する気が無いのなら、絶対に行ってはいけません。退職する気があると見なされます。

③ 「あなたの評価は悪くなる」と言われたら

  将来の評価について断定的な言い方をして、脅迫することはパワハラです。すぐにJMIUに相談してください。

④ 「あなたの仕事は無い」と言われたら

  会社には雇用責任があります。適切な仕事をアサインするのは会社の責任です。あなたを辞めさせたくてこのようなことを言っているので

  す。JMIUを通して適切な仕事のアサインを会社に要求し団体交渉することができます。すぐにJMIUに相談してください。

 

<転籍・出向を断る6ヵ条

①「転籍・出向」してもらいたいと言われたら

  「私は行きません」とキッパリ答えましょう。「考えてみます」と答えると、責めたてられたり、断りにくくなります。

②「今のうちに行った方がいい」「仕事は確保されるし、定年過ぎても働ける」と言われたら

  「私はこの会社に入社したのです」、「定年過ぎてもこの会社で頑張ります」と答えましょう 。

③「転籍・出向を断っても業務命令で行かされるのでは」と思っている人には

   転籍・出向は、別の会社で働くことになりますから、「本人の同意」なしに業務命令で行かせることはできません。特に転籍については、今

  の会社を辞めることになりますからなおさらです。

 ④どう答えたらよいか、わからなくなったら

  「とにかく私は行きません」と答えて、あとは黙っていましょう。

 ⑤「短気は損気」

  「こんなにうるさく言われんだったら、もう行ってやる」とカーッとならいよう、奥さんや子どもさん・家族の顔を思い起こし、頑張りましょう。

 ⑥不安になったら一人だけで思いつめず、なんでもJMIUに相談して下さい。 

  私たちは、みなさんと一緒に考えサポートします。

 

<知っていますか?働く者の権利>

 JMIU中央本部のホームページの「知っていますか?働く者の権利」のページを参照してください。



<リストラ対策の決定打>

  すぐにJMIUに加入してください。JMIUは、だれでも一人でも加入できる労働組合です。

 JMIUは、会社に対してあなたがJMIU加入したことと、「今後はすべてJMIUを通し、本人に直接リストラの話をしないこと。」を通告しま

 す。 この通告を無視すると「退職強要」ならびに「労働組合の団結権に対する侵害」という違法行為になるので、リストラの強要はピタリと

 止まります。

 法律上は、雇用契約は労使が対等の立場で締結します。「労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである。

 (労働基準法第二条 )」と定められています。しかし現実は対等ではなく、労働者個人は経営者に対して圧倒的に弱い立場です。

 そのような現実に基づいて整備されたのが労働組合法です。労働組合法によって、労働組合には「団結権(労働組合の結成、その団結に対

 する侵害を禁止)」、「団体交渉権(団体交渉を拒否できない)」、「団体行動権(ストライキなど争議権の保障)」などの権利が保障されていま

 す。労働組合はこれらの権利を活用して、労働者の雇用とくらしをまもります。

 自らの雇用とくらしをまもるためには、個人では闘い切れません。労働組合に加入して、労働組合に保障されている権利によって雇用とくら

 しを守りましょう。

 「JMIU加入申し込み」か「お問い合わせ」から加入を申し込んでください。JMIUから折り返し連絡をします。